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3月の雪 丹波小卒業式

丹波山村唯一の小学校 丹波小の卒業式が3月19日に行われました。
冬の終わりを告げる3月の雪。村は前日の夜から降りしきる雪で覆われました。校庭の桜の蕾も重たい雪を纏い、静かに卒業式の様子を見守っていました。

今年の卒業生は1人。袴姿の凛々しい姿を会場の在校生、先生方、来賓の皆さんが拍手で迎えました。最高学年の1人として、そして、村の子供たちのお姉さんとして引っ張ってきた彼女との別れに涙を浮かべる児童もいました。

来賓の代表として木下村長が壇上に立ち、卒業生に贈る言葉を述べました。決して多くはない児童数の丹波小ですが、それゆえ、高学年の児童が果たす役割は大きく、得意不得意に関係なく役を担わなければならない立場にあります。たった1人でそれを務めてきた彼女の存在は、下級生たちにとってかけがえのないものだったように思えます。

在校生を代表して5年生の児童が手紙を読みました。共に学校で過ごした日々や校外学習での思い出が語られました。山村留学で2年前に来た彼は、決して人前で発表や挨拶をすることが得意な子供ではありませんでした。卒業生を前に堂々と手紙を読み上げる姿は、丹波小で過ごした2年間での成長を感じた一場面でした。

ご卒業おめでとうございました!4月からは丹波中の中学生。かけがえのない今を楽しんでください。


丹波山村では親子山村留学を行っています。児童1人ひとりの個性を尊重し、可能性を最大限に引き出す。そして、子どもたちは豊かな自然の中で、地域の人々との触れ合いを通して、都会では得られない深い学びと経験を得ていきます。

「地域の人々との温かい繋がりの中で、子どもを育てたい」
「豊かな自然の中で、のびのびと子どもを育てたい」
「都会にはない、密度の濃い人間関係の中で子どもを成長させたい」

もしあなたがそう願うなら、丹波山村への親子山村留学を検討してみませんか?

小さなコミュニティーだからこそ得られる、かけがえのない「宝物」が、あなたとあなたのお子さんを待っています。
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